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Api Wenuwen Api

  • 2014年7月21日
  • 読了時間: 1分

スリランカ人の友人が、利き腕を骨折したのでお見舞いに行ってきました。

クリスチャンの友人宅の玄関先には、微笑みをたたえたマリアさまの写真とロザリオが飾られていました。

手の使えない友人の身の回りのことを、さり気なく優しく支える人たちがたくさん集まっていました。

体を拭いてあげたり、料理を作ったり、食べ物を手で食べさせてあげたり、着替えを手伝ったり、買い物に行ったり、冗談を言ったり。

仏教の人、クリスチャンの人、イスラム教の人‥

若い人、年の離れた人‥

それぞれのやり方や考え方、お祈りの仕方の違い、食べ物などの違いがあっても、それを自然に了承のうえで、みんなが友達です。

みんなで持ち寄った、たくさんのごちそうと心遣い。

そして、笑い声。

スリランカには

「アピ ウェヌウェン アピ」

Be together for all

という言葉があります。

みんなのための私たち。

みんなのために一緒になって助け合う、みたいな意味です。

困ったことがあったり、不自由な状況になった時、特にこの言葉が強く心に届いて、心を温かく、軽くしてくれます。

みんなのための私たち。

シンプルだけど、とってもいい言葉。

 
 

 -Ayurveda salon-

  Arunachala アルナチャラ

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